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カーテン豆知識

防炎カーテンとは?選び方のポイントやおすすめのカーテンを紹介

防炎カーテンは、火災発生時の延焼スピードを抑えるために設計された機能性カーテンで、防炎加工や難燃素材を使用することで、万が一火がついても燃え広がりにくいのが特徴です。これにより初期消火や避難までの時間的猶予を確保しやすくなり、命を守る重要な役割を果たします。特に高層マンション、学校、病院、ホテルなどの施設では、消防法により防炎カーテンの設置が義務付けられている場合もあり、安全対策として広く普及しています。

カーテンココでは、防炎認定を受けた安心の生地を多数ラインナップしており、空間の用途や雰囲気に合わせた最適な防炎カーテン選びをサポートしています。本記事では、防炎カーテンの基本情報から選び方のコツ、インテリアに合うおすすめ商品まで詳しくご紹介します。

 

カーテンココ所属 インテリアコーディネーター コーディネーター歴:20年以上

カーテンココ所属 インテリアコーディネーター コーディネーター歴:20年以上

カーテンココは創業34年を迎えるフルオーダーカーテン専門店です。 過去には5万件以上の施工実績があり、数々の映画・ドラマの美術協力も行ってまいりました。インテリアコーディネートの主役はお住まいになるお客様なので、私自身の好みや得意を押し出すのではなく、お客様のご希望やお悩みをヒアリングし、思いもしなかった組み合わせやより良い商品をご提案出来て、ご注文いただけたのちに、快適に長くご愛用いただけるかが大切だと考えます。

防炎カーテンとは

防炎カーテンとは、火災時の延焼を防ぐために防炎加工や難燃素材で作られた安全性の高いカーテンです。

一般的なカーテンと異なり、小さな火種が触れても燃えにくく、万が一着火しても燃えが広がりにくく、火の広がりを最小限に抑えます。

これにより、初期消火や避難のための時間を確保し、被害を軽減する効果が期待されます。

消防法では、高さ31メートル以上の高層マンションや、学校・病院・ホテル・劇場などの公共施設において、防炎カーテンの設置が義務づけられています。

特に高層建築物では階数に関係なく全居室に防炎仕様が求められる場合があるため、「防炎認定」の有無を確認することが重要です。

カーテンココでは、防炎生地を豊富に取り扱っており、インテリア性と防災機能を両立した製品をご提案可能です。

見た目のおしゃれさと日常の安心感を兼ね備えた、防炎カーテンはこれからの住まいに欠かせないものです。

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オーダーカーテンのお悩みなら、ぜひ一度カーテンコーディネートのプロ「カーテンココ」へお気軽にお問い合わせください。

防炎カーテンを使用するメリット

防炎カーテンは、万が一の火災に備えて暮らしの安全性を高める重要なインテリアです。

難燃素材や防炎加工を施した生地は、小さな火種がついても燃え広がりにくく、万が一着火しても延焼のスピードを遅らせることができます。

これにより初期消火や避難のための貴重な時間を確保でき、火災被害の拡大を抑える効果が期待されます。

地震や台風などの自然災害で窓ガラスが割れた際にも、ガラス片の飛散を防止する役割を果たします。

さらに、消防法により高さ31mを超える高層マンションや、学校・病院・ホテル・劇場などの不特定多数が利用する施設では、防炎カーテンの設置が義務付けられています。

カーテンココでは、そうした基準に適合した防炎認定カーテンを多数取り扱っており、公共施設からご自宅まで幅広く対応可能です。

防炎性能と合わせて遮光・遮熱・遮音などの機能も備えた生地もありますので、普段のインテリアとして違和感なく取り入れられるのも魅力です。

防炎カーテンを使用するデメリット

防炎カーテンは火災時の延焼リスクを抑える優れた機能を持っていますが、導入にあたってはいくつかのデメリットも理解しておくことが大切です。

まず挙げられるのが、一般的なカーテンよりも価格が高めである点です。

防炎加工や難燃素材を使用しているため、製造コストが上がり、その分販売価格にも反映される傾向があります。

特に広い窓や複数の部屋で使用する場合、費用面に負担を感じることがあるかもしれません。

また、防炎性能を持つ生地は通常のカーテンよりも種類やデザインの選択肢が限られ、インテリアにこだわりたい方には物足りなく感じることもありますが防炎カーテンは万が一の災害時に命を守るための備えとして大きな価値を持ちます。

おすすめの防炎カーテン3選

火災への備えとして注目されている防炎カーテンは、万が一の際に炎の広がりを抑え、初期消火や避難行動のための時間を確保できる優れものです。

特に高層マンションや医療・教育施設、宿泊施設などでは、消防法によって防炎カーテンの設置が義務づけられている場合もあり、防災意識の高まりとともに防炎カーテンを選ぶ家庭が増えています。

近年では、防炎性能に加えて遮光・遮熱・防音といった多機能を兼ね備えたカーテンも多数登場。

さらに、カラーや素材、柄のバリエーションも豊富になり、インテリアに馴染むデザイン性の高さから、おしゃれな住空間を演出する要素としても選ばれるようになりました。

とはいえ、選択肢が多いからこそ、どの防炎カーテンを選べばよいか迷う方も多いはずです。

そこで本記事では、機能性・デザイン性を備えたおすすめの防炎カーテン3選をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

FA6975 フジエテキスタイル(STORY) 

FA6975 フジエテキスタイル(STORY)

フジエテキスタイルの「STORY」シリーズの中でも、上質な表情と機能性を兼ね備えたファブリックです。

節のある麻調の糸が織りなすナチュラルな風合いに、光沢のあるドットモチーフがアクセントを添え、連続した大きな幾何デザインがのびやかな広がりを感じさせます。このデザインは、シンプルな空間からモダン、ナチュラルなテイストまで幅広く調和し、品のある空間を演出します。

リビングや寝室はもちろん、ホテルやレストランなど、上質な雰囲気作りが求められる空間にもおすすめです。

また、防炎性を備えており、安全性が求められる高層住宅にも最適。見た目の美しさと実用性を両立した、洗練されたインテリアファブリックです。

AC2045 サンゲツ(AC)

AC2045 サンゲツ(AC)

北欧風のシンプルな家具とも相性の良いナチュラルなドレープカーテンです。

かすれ感のあるベース生地に、やわらかな丸柄を織りで表現したデザインが特徴で、見る角度や光の当たり方によって、表情が変化する織り柄が、空間に奥行きと温もりをもたらします。

インテリアになじみやすく、シンプル・ナチュラル・北欧風など幅広いスタイルに対応。

ポリエステル100%のウォッシャブル素材で、ご家庭での洗濯も可能です。

防炎機能付きで、住宅はもちろん、施設・店舗など安全性が求められる空間にも最適。サステナブル素材を使用したエコ製品である点も魅力です。デザイン性と機能性を兼ね備えた、暮らしに寄り添う上質なカーテンです。

FT7149 川島織物セルコン(FELTA)

FT7149 川島織物セルコン(FELTA)

川島織物セルコンのオーダーカーテンシリーズ「FELTA(フェルタ)」より、FT7149はモール糸を使用した極めてソフトな質感が魅力の高機能ファブリックです。

ふんわりとした手触りの感の良いモール糸が織り込まれた素材は、優しい温かみを感じさせ、幾何パターンをシンプルに配置したスタイリッシュなデザインが空間に存在感を与えます。

防炎・ウォッシャブル対応で、住宅用から高層テナント、公共施設などさまざまな場面での安全性と実用性に対応できます。

さらに、形態安定加工「ソフトウェーブ」により、ヒダが美しく長もちし、ハイサッシ窓など開口部の大きな空間にも幅広くマッチ。

見た目の柔らかさと、空間に寄り添う落ち着いた表情、高い機能性を兼ね備えたFT7149は、インテリア性と快適性の両立を求める方におすすめの一枚です。

防炎カーテンの見分け方は?防炎ラベルって?

安心・安全な暮らしのためには、見た目や価格だけでなく、防炎性能がきちんと証明された製品を選ぶことが大切です。

防炎カーテンを選ぶ際に最も重要なのは、本当に防炎性能が保証されている製品かどうかを見極めることです。

その判断材料となるのが、カタログに記載された防炎マークです。

防炎ラベルは、公益財団法人日本防炎協会によって認定された製品にのみ付けられるもので、一定の防炎性能基準を満たしていることを示しています。

特にマンションは個人邸のため消防検査は入らず実際は付けないことが殆どです。
対して店舗・学校等は消防検査が入りますので消防法上必要な案件にはラベル設置は必須です。
 
ラベル設置を指示した場合のみ、「防炎性能マーク」や「消防庁登録者番号」などの情報が記載されています。
 
ラベルの設置段取りは防炎生地にてカーテン作成→希望に応じて作成時にラベル設置 となりますので買う前にラベルの確認が出来るのは既製品のみです。 

 

見た目や価格だけで選ばず、信頼できる防炎性能が明示された製品を選ぶことが、安全で安心な暮らしにつながります。

防炎カーテンは洗濯しても大丈夫?

防炎カーテンは、家庭での洗濯に対応している製品も多くあり、防炎性能を保ったまま繰り返しお手入れが可能です。

特に、防炎性のある糸や素材を使用し、製造段階で防炎加工を施している製品であれば、洗濯によって性能が低下する心配はありません。

これは、防炎機能そのものが素材の性質として備わっているためで、長期的に安心して使用することができます。

一方で、後から防炎加工を施した製品は、1度の洗濯でその加工が落ちてしまい、防炎効果が失われます。こうした製品には紙製の防炎ラベルが貼られており、洗濯後にはラベルが保持されない設計になっています。

ラベルの種類は

(イ)ラベル→水洗い・ドライクリーニング可

(ロ)ラベル→水洗い可

(ハ)ラベル→ドライクリーニング可

(ニ)ラベル→洗濯後は再加工が必要

(ホ)(へ)ラベル→洗濯後再加工したもの となります。

洗濯方法については、水洗い・ドライクリーニングのいずれにも対応している製品もありますが、必ず洗濯表示を確認し、指示に従って丁寧にお手入れすることが大切です。

防炎カーテンを選ぶ際には、ラベルの有無や種類、表示されている情報をしっかり確認することが重要です。

特に長く使いたい場合には初めから防炎性を持った素材で作られている製品を選ぶのが安心です。見た目のデザインだけでなく、安全性とお手入れのしやすさを兼ね備えた製品選びが、快適で安心な暮らしに繋がります。

まとめ

防炎カーテンは、火災時のリスクを軽減し、住まいや施設の安全性を高める重要な存在です。

特に高層マンションや学校、病院、ホテルなどでは、消防法により防炎物品の使用が義務付けられており、その性能は信頼性の高い「防炎ラベル」で確認できます。

選ぶ際は、見た目や価格だけでなく、性能表示や洗濯可能かどうかも含めてチェックすることが大切です。

防炎カーテンは、デザイン性と安全性を両立した製品も豊富にそろっており、住宅から公共施設まで幅広いニーズに対応しています。

毎日の暮らしに「もしも」の備えをプラスし、安心感のある空間づくりを実現するために、防炎カーテンの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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