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カーテン豆知識

カーテンとブラインドはどちらがいい?選び方と特徴を徹底解説!

新居に引越した際など、窓に取り付けるものをカーテンにするかブラインドにするか悩んだことはないでしょうか。

部屋にどちらが合うのかわからず、とりあえずの好みや手間がかからないもので選んで失敗した経験がある方もいらっしゃると思います。

購入に失敗すると、買い替えるのにも費用と手間がかかってしまいます。

本記事では、カーテンとブラインドのメリット・デメリットや迷ったときの選び方を解説します。

本記事を読むとカーテンとブラインドの特徴がわかり、納得した上で窓周りのインテリアを選択できます。

カーテンの特徴

カーテンの大きな特徴は、以下の2点です。

■さまざまな機能性がある
■色・柄の種類が豊富にある

カーテンのメリット・デメリットなどの特徴や機能を知った上で、空間に合うカーテンの色と柄を選択することで素敵なインテリア空間が作れます。

カーテンのメリット

カーテンのメリットは以下の通りです。

カーテンのメリット
・種類が豊富なため、インテリアに合わせられる
・機能性が豊富なため、部屋での快適さが向上する
・オーダーカーテンは耐久性が高く、長期間使用できる
・ウォッシャブルタイプは簡単にメンテナンスできる

カーテンには以下のような機能があります。

厚手のドレープカーテン:遮光
薄手のレースカーテン:遮熱、UVカット、ミラー、遮像など

例えば、日差しが強く入り込む部屋は、遮熱・UVカット・ミラー機能が付加されているレースカーテンを設置するとより快適に過ごせます。

また、カーテンメーカーのオーダー縫製で製作するカーテンは、メンテナンスしながら使うことで長期間使用できる耐久性があります。

ウォッシャブルタイプのカーテンは自宅の洗濯機で洗えるため、メンテナンスが容易でおすすめです。

カーテンのデメリット

カーテンのデメリットは以下の通りです。 
 
カーテンのデメリット
・風が通りにくくなる
・色を間違えるとアンバランスな空間になる
・窓の両脇にカーテンの溜まりができる
・レースカーテンが結露した窓について、カビが発生する可能性がある

カーテンは壁面の一部として立ち上がって見える上に、視界に入る面積が広いです。

そのため、カーテンの色を間違えると圧迫感が出たり、バランスの悪いインテリアになったりする可能性が高いです。

例えば、ナチュラルインテリアで揃えたリビングに、光沢感のあるブラックのカーテンを設置してしまうと統一感がなく、バランスが悪くなってしまいます。

インテリアの計画を立てずに「自分の好み」だけでカーテンを購入すると失敗する可能性が高いので注意しましょう。

ブラインドの特徴

ブラインドには大きく分けて以下の4種類があります。

・アルミブラインド(横型)
・ウッドブラインド(横型)
・縦型ブラインド
・採光ブラインド(横型・縦型)

それぞれ特徴が異なるため、購入する前に慎重に検討しましょう。

また、カーテン業者にブラインドを検討している旨を伝える際の注意点は、3種類のどのブラインドを検討しているのかを伝えることです。

どの種類のブラインドなのか、認識のずれがないように注意しましょう。

アルミ製の横型ブラインドのメリットとデメリット

学校やオフィスなどで使用されていることが多いので、「ブラインド」と聞くとアルミ製の横型ブラインドを思い浮かべる方が多いかもしれません。

購入前に、アルミ製の横型ブラインドのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

アルミ製の横型ブラインドのメリット

アルミ製の横型ブラインドのメリットは以下の通りです。

アルミ製の横型ブラインドのメリット
・ブラインドの羽を動かすと調光でき、光を遮りながら風を通せる
・窓の端に溜まりができない
・窓枠の内側に設置すれば空間がきれいに整って見える

外光と風の通気をコントロールできるのが最大のメリットです。

ブラインドの羽の角度を調節することで日差しの眩しさを押さえながら、室内に風を取り込めます。

汚れが付着しにくい機能性や、付着した汚れを落としやすい機能性を持つブラインドは、水廻りの窓にも向いています。

一方で、羽がアルミ製のためインテリア空間に合うかどうか慎重に検討しましょう。

アルミ製の横型ブラインドデメリット

アルミ製の横型ブラインドのデメリットは以下の通りです。

アルミ製の横型ブラインドのデメリット
・構造上、光を全て遮断できない
・ブラインドを閉めた状態で風が当たると、サッシや窓枠に当たり破損する可能性がある
・窓枠の内側に設置すると、窓とブラインドの隙間から光が入る
・メンテナンスが行いにくい
・サイズが大きくなると重くなり、昇降のコントロールが大変になる
・ブラインドを下げている状態は、バルコニーへの出入りがしにくい
・一度羽が折れると元に戻らない

ブラインドは羽をきれいに閉めても必ずわずかに隙間ができるため、光を完全に遮断できません。

また、ブラインドを窓枠の内側に設置すると、窓枠とブラインドの羽の隙間から外光が入ります。

わずかな隙間からの外光ですが、購入後に後悔することがあるため慎重に考えましょう。

さらに、アルミ製のブラインドの羽は一度折れると元に戻りません。

物が当たったり、強風が吹いて窓枠にぶつかったりして折れているブラインドを見かけることがあります。

羽が折れると見た目が不恰好になり、昇降操作も行いにくくなります。

部屋での快適さも低減するので、寿命を延ばすためにも丁寧に優しく扱いましょう。

ウッドブラインド(横型)のメリットとデメリット

ブラインドには天然木などを使った木製のブラインドがあり、色(木材)の種類も豊富です。

ブラインドの素材が変わると、まったく異なるインテリアの雰囲気を作れます。

快適なインテリアを作れるようにメリット・デメリットを把握しておきましょう。

ウッドブラインド(横型)のメリット

ウッドブラインドのメリットは以下の通りです。

ウッドブラインド(横型)のメリット
・ナチュラルな雰囲気や、高級感が出せる
・ブラインドの羽を動かすと調光でき、光を遮りながら風を通せる
・木製なのでアルミブラインドよりも耐久性がある

木製のブラインドは天然木ならではの素材感や、照明との組み合わせで部屋に高級感を出せます。

また、木製なのでナチュラルなインテリアに合わせやすいです。

一方で、配色のコーディネートによってはモダンやアンティークなどさまざまなインテリアスタイルに合わせられます。

さらに、アルミ製のブラインドよりも羽の幅や厚みがあるため耐久性が高いこともメリットです。

ウッドブラインド(横型)のデメリット

ウッドブラインドのデメリットは以下の通りです。

ウッドブラインド(横型)のデメリット
・構造上、光を全て遮断できない
・樹脂製のウッドブラインドは木製ではないため、木製のものより少し見劣りする
・メンテナンスが行いにくい
・サイズが大きくなると昇降のコントロールが重たい

リーズナブルにウッドブラインドを選択できるように樹脂製のウッドブラインドがありますが、天然木のものと見比べると見劣りする可能性があるため選択には注意しましょう。

また、ブラインドは汚れると一枚ずつきれいにメンテナンスするのは非常に手間です。

ウッドブラインドをきれいにメンテナンスできるのかも含めて検討しましょう。

縦型ブラインドのメリットとデメリット

縦型のブラインドは見た目がスタイリッシュでおしゃれに見えます。

素材はファブリック生地が多く、ブラインドの形状で布生地を楽しめるのは縦型のブラインドだけです。

縦型ブラインドのメリット

縦型ブラインドのメリットは以下の通りです。

縦型ブラインドのメリット
・外光をコントロールできる
・バルコニーへの出入りが簡単にできる
・空間を高く見せられる
・一枚ずつ羽を外してメンテナンスできる

縦型ブラインドは、カーテンのように左右に開閉するためバルコニーへの出入りが簡単にできます。

ブラインドの操作は昇降ではなく、横移動なので大きい窓でも操作が楽です。

また、ブラインドの羽が縦に垂直に落ちているため、高さを強調できます。高い位置に施工できれば、高さのある窓を演出できるため空間を広く見せられるでしょう。

さらに、メーカーによっては、羽を一枚ずつ取り外して洗ったり買い替えたりできるため、メンテナンスしやすいこともメリットです。

縦型ブラインドのデメリット

縦型ブラインドのデメリットは以下の通りです。

縦型ブラインドのデメリット
・構造上、外光を完全に遮断できない
・風でブラインドの羽が隣の羽に当たり、パタパタと音がする
・裾の部分が絡まることがある

縦型ブラインドの羽は、エアコンの風や外からの風で羽が動き、隣の羽とぶつかってパタパタと音がするのがデメリットです。

ほかにも、縦型ブラインドの裾が絡まってしまうデメリットがあります。

縦型ブラインドには、羽がバラバラにならないように裾にチェーンがついています。

羽を激しく動かしたり、強風が吹いたりするとチェーンが絡まってしまうことがあり、毎回ほどくのは手間に感じるでしょう。

また、このチェーンは切れやすいため、子どものハサミの扱いやペットの爪に注意しなければいけません。

採光ブラインドのメリットとデメリット(横型・縦型)

採光ブラインドとは、太陽光を適度に室内に取り入れられるブラインドのことです。

通常、ブラインドを閉めると室内が暗くなりますが、採光ブラインドを設置すればブラインドを閉めても明るく過ごせます。

採光ブラインドのメリット

採光ブラインドのメリットは以下の通りです。

採光ブラインドのメリット
・ブラインドを閉めても部屋が明るい
・太陽熱が当たってもブラインドが熱くならない
・ブラインドの羽が軽く、折れない
・節電になり自然環境への負荷が少ない
・デジタルサイネージとして利用可能

ブラインドを閉めても部屋が明るいため、外からの視線や眩しさを押さえて過ごせます。

特別なフィルムを加工しているブラインドの羽によって、入ってくる太陽光を拡散できるためです。

また、採光ブラインドは日差しが当たっても熱くなりません。

日差しが当たるとアルミブラインドは熱くなりますが、採光ブラインドは発生する輻射熱を超高反射スラットで防げるためです。

室内が明るくなり温度も上がらないため、節電効果も得られるでしょう。

また 電照看板効果として名前・ロゴ・イラストなどを直接プリントすることやカッティングシートをガラスに貼ることで夜間はっきりと浮かび上がらせることができ看板効果が期待できます。

採光ブラインドのデメリット

採光ブラインドのデメリットは以下の通りです。

採光ブラインドのデメリット
・色のバリエーションが少ない
・通常のブラインドと比べ高価

採光ブラインドは5種類ありますが、ホワイト色かキナリ色です。

この2色が合わない、もしくは好みでなければ取り入れるのは難しいでしょう。

また、様々な付加価値がついているため、通常のブラインドと比べても販売価格が高いです。

カーテンとブラインドのどちらがいいのか迷った際の選び方

カーテンとブラインドのどちらがいいのか迷った際は、それぞれのメリットなどの特徴と併せて以下のポイントで判断するのがおすすめです。

・部屋での過ごし方と生活習慣をイメージする
・どのような雰囲気にしたいのかをイメージする 

部屋での過ごし方と生活習慣をイメージする

以下のポイントから、自分の部屋での過ごし方と生活習慣をイメージしましょう。

・部屋で過ごす時間の長さ
・日差しの強さ
・バルコニーへの出入りの回数
・外からの視線の有無
・きれいにブラインドのメンテナンスをできるのか

例えば、以下のような生活習慣の方にはカーテンが向いています。

・普段はリモートワークで自宅にいることが多い
・休日もあまり出かけず自宅にいる
・洗濯は部屋干しすることは少なく、バルコニーに干すため出入りが多い
・外からの視線はあまりなく、レースカーテンがあればあまり気にならない
・メンテナンスは簡単なものがいい
・犬を飼っている

カーテンならバルコニーへの出入り時の開閉も容易な上に、ウォッシャブルタイプなら自宅で洗濯して簡単にきれいにできます。

自分の生活や自宅の様子を振り返ると、どちらが向いているのかわかりやすいでしょう。

どのような空間にしたいのかをイメージする

リビングなどの空間をどのような空間にしたいのかを考えてみましょう。

例えば、以下のような抽象的な内容を考えてみます。

・暖かさがある
・柔らかさがある
・モダンなかっこよさがある
・デザイン性を優先する
・ファブリックを楽しむ
・自然素材で統一する
・光・熱・視線など、外部からの影響を気にせず心地よく過ごせる空間にしたい

暖かさや柔らかさのある空間でファブリック生地を楽しみたい場合、カーテンが向いています。

もしくは、自然素材で揃えることを優先する場合、ウッドブラインドがおすすめでしょう。

状況に応じたおすすめのカーテンとブラインドを紹介

おすすめのカーテンとブラインドを紹介します。

・ドレープカーテン:アングル FA6902 SL(フジエテキスタイル)
・レースカーテン:AC2576(サンゲツ)
・ウッドブラインド:FT3222(タチカワブラインド)

ドレープカーテン:アングル FA6902 SL(フジエテキスタイル)

アングルは、遮光生地で縦にも横にもラインがあるため、広がりや高さを演出できます。

派手さはなく、縦方向の立体的なラインが上品な生地です。モダンな空間に合いやすいでしょう。

以下のような特徴のある方におすすめです。

・部屋に入る日差しが強く、朝日も入りやすい
・暗くしないと眠りにくい
・バルコニーへの出入りは多い
・モダンなリビングにしたい   

カーテン:AC2576(サンゲツ)

AC2576はブラック色ですが透け感があるため、外が見えやすいレース生地です。

柄は、縦ラインが入っているだけのシンプルさとかっこよさのあるデザインです。

ホワイト色のレースから変化が欲しい方に向いています。

ほかに、以下のような特徴のある方におすすめです。

・ファブリック生地を楽しみたい
・部屋があまり広くないため、外が見えるように開放感が欲しい
・日差しは強くないので機能性よりもデザイン性を重視したい 

ウッドブラインド:FT3222(タチカワブラインド)

タチカワブラインドの「フォレティアエグゼチェーン」シリーズは、羽に穴がなく光漏れを防止できる機能があります。

また、「チェーンタッチ」という種類は、操作するチェーンを少し引くだけで自動的にブラインドを降ろす機能があるため、大きな窓でも楽に操作ができます。

以下のような特徴のある方におすすめです。

・ナチュラルなインテリアにしたい
・高級感やおしゃれさが欲しい
・ブラインドの羽を掃除してきれいに維持できる
・外光と風をコントロールできるものがよい

カーテンとブラインドで迷っている方は「パーソナルコーディネートサービス」へ

カーテンとブラインドのメリットとデメリットがわかっても、迷う方は多いでしょう。

空間全体のインテリアに合うように色と柄を決めなければいけない上に、サイズに関しても正確に採寸できるか不安な方もいらっしゃると思います。

カーテンとブラインドで迷っている方は弊社の「パーソナルコーディネートサービス」をご利用下さい。

お客様の要望に合わせて、ヒアリングから納品・施工までカーテンのプロがサポートします。

また、コーディネートから採寸・お見積りまでは無料で行い、納得いただけるカーテン空間を作りあげます。

素敵な窓周りを作り、快適なインテリアライフを過ごしましょう。

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